原点回帰

なんだか、久しぶりに大学時代、お金がない時によく作っていたコロッケ丼が食べたくなって作りました。
見た目はカツ丼にしか見えませんが、味はやはりコロッケです。
大学時代、家の近くの肉屋さんでコロッケひとつを揚げてもらい、それを家に持って帰り、玉ねぎと卵で簡単に作りました。安くてボリュームもあるというなかなかの自信作です。

人間には原点に戻る時が必要だし、必ずそいう時ってみんなあるんだと思います。
自粛生活の今は、みんなにとって原点回帰の時かも知れませんね。
自分がしてきたことを振り返り、そしてこれからのことを考える。
コロッケ丼って私にぴったりかも知れません。たこ焼き、お好み焼きで育って自分にとって、カツ丼は関東のモノって感じです。大学で東京にきた時に、美味しいカツ丼は蕎麦屋さんで食べるしかなかったです。蕎麦屋さんは大阪にないですからね。所詮、高級な料理は私には似合わないのかも。

コロナウイルスで消費者も今から原点回帰の生活になる気がします。
これまでのファッション、ライフスタイルが原点回帰するのではと。若い世代はもともと、シンプル&モダンになってっきています。まあナチュラル志向と言っても良いかも知れませんが。
都会から田舎暮らしになり、そして生活もシンプルに、そして食生活も素材を生かしたシンプルなものになってきそうです。とすると、フランス料理のような手の込んだものよりはイタリア料理のような、わかりやすいモノが好まれるのではと。アレルギーのある人は特に使ってる食材がわかるイタリアンを好みますよね。
新しいものを追い求めるよりも、昔流行った、懐かしい味を求めたり、古き良き時代を思い出すということが出てくるかも知れません。
でもデジタルがベースにはなるでしょう。間違いなく。

シンプルだけど、自分らしさを表現しながら、虚勢を貼らずに、自然体で生きていく、大事なのはお金ではなく、家族、仲間との関係性。
子供の頃って、そうだったような気がします。

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