今、全員が家にいることが求められています。特に人との接触をしないようにすることが国民の義務です。
私も髪の毛を切りたいのですが、散髪屋さんも濃厚接触になるなあと。また今、真鶴にいるので、近くの散髪屋さんは昔からの旧いお店ばかりで、どんな風に切られるのかが不安で。
で、そうだ、バリカンを買って自分で切ってみようと。早速ネットでバリカンを探すと、なんと全て売り切れです!!
みんな、同じこと考えてるんですね。週末に公園でジョギングして、商店街で買い物してストレス発散!
車だと感染しないから、ちょっと湘南の海でも見に行こう!
人間の基本的な考え方は変わらないんだなあとつくづく思います。
だから、小池知事もそれをダメだと言っても行動は変わりません。規制をするか、違う過ごし方を提案しないと。
私は長く小売のマーケティングをしてきたので、5年くらい前から、ライフスタイルの多様化がドンドン進み、いくつかの顧客グループをクラスター化してそれを元に戦略を立てるなんてのはもう古いなあと感じてきました。
でも、今回の国民の動きを見ているとあんまり変わってないなあと。
確かに、ものすごい制約条件下での行動は限られてくるので、当てはまらないかもしれません。
でも、人間って根本は変わらないのではないかと。
今、論語を少しづつ読んでますが、2500年前の教えが今でも通用するのはその証拠ではないでしょうか?
人の考え方は永遠に変わらないのではないかと思います。でもライフスタイルは変わるところと変わらないところがあるような気がします。
これからはネットを手段として多くのライフスタイルが変わってくると思います。行政でもマイナンバー制度に反対していた野党のみなさんも、アフターコロナではドイツの例を見習って、すぐに100%普及に動くのではないでしょうか?
マイナンバー制度が定着していれば、すぐにお金は振り込めるんですよ、
シンガポールなどではEssential Servicesと言いますが、社会を支える基本的なサービス、つまり医療、小売、物流、行政、ライフラインなどはさらにオンライン化が進むことになるでしょう。このessential かどうかというのは大きなポイントになるかなと。
でも、不要不急の産業はオンライン化とはならないのではないかと。
私の趣味のウインドサーフィン、ゴルフも、お茶の稽古もその場所で自分がやらないと意味がありません。バーチャルでやっても面白くもなんともありません。やっぱり本当の海で遊ばないと。お茶も先生のお茶室でお稽古しないと緊張感が違います。飲み会だってオンライン飲み会は確かに面白いけど、やっぱり会った方がもっと楽しい!
スカイプデートしてる友人がいますが、うーん、面白いのかなあと、かえって欲求不満になるんではないかと思ったりします。
変わるものと変わらないものをしっかりと見極めることが大切です。
そのためにはもっと、日本だけでなく、海外の事例をもっと見るべきです。
今の日本のTVは本当に国内の状況をああーだこうだと言ってるだけです。もっ海外に目を向けるべきです。
シンガポールは昨日、なんと感染者が1日で1400人を超えました。
フィリピンはドゥテルテ大統領があまりにも国民がルールを守らないので、来週にも戒厳令を出すようです。日本って本当に甘々ですよね。海外から見たら。やはり日本人の意識のグローバル化がもっとも喫緊の課題のように思います。
で、私、バリカンは買えないので、妻の勧めでロン毛に挑戦しようかと思ってますが、ダメですかね。。。