今年もあっという間に一年が終わろうとしてます。
私は今年の年末年始はシンガポールで過ごすことに決めたので、年賀状、おせち料理、帰省のチケットなどを考えずに来年に向けての計画に思いを巡らせています。
私たちのWeb siteもようやくパイロット版が出来ました。
ぜひご覧ください。でもまだまだこれから修正しないといけないですがね。
今、私たちのシンガポールのビジネスはIT人材育成のプログラミングスクール運営がメインですが、それと関連する企業でのIT人材の再教育や、企業内起業家支援なども考えています。その一環でシンガポールのINSEADキャンパスをベースにしながら各所でITセミナーを開催しています。で、10月にはAIセミナーを実施しましたが、またAI関連の話題です。
私たちが注目しているのは日立製作所と京都大学の共同研究プロジェクトである「日立京大ラボ」が2017年に発表したAIを活用した日本社会の持続可能性と政策提言に関する研究成果です。詳しくは京都大学のサイトをご覧ください。
この提言ではAIを活用して2050年ごろに向けた約2万通りの将来シュミレーションを行い、それを踏まえて取られるべき政策の選択肢を提言するのものでした。
正直、私はこの話を全く知らず、ビジネスパートナーのフランス人から聞かさせれて初めて知りました。
この提言では、今後8−10年後までに日本は都市中心型か地方分散型を選択して政策を実行すべきというものであり、8−10年後に2つのシナリオの分岐点が訪れて、そのシナリオが再び交わることはないというものであった。結論としては今から地方分散型の政策を実行しなければ、日本の未来はないというものであり、この政策を今後17年はとり続けないといけないというものです。
そしてこの結果をもとに最近京都大学の広井教授が本を出版されました。
「人口減少社会のデザイン」
https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E6%B8%9B%E5%B0%91%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-%E5%BA%83%E4%BA%95-%E8%89%AF%E5%85%B8/dp/4492396470
このAIを使った取り組みはとても価値のあることであると感じていて、シンガポールでも紹介ができないかと色々と検討しているところです。
今日の1枚の写真 今のIPHONEは進化している!!!