人生は一つではない

前回紹介した本、スタンフォード式人生デザイン講義で、あーそうだったなあと思えることがあったのでご報告します。
この本では自分の人生をどうすれば良いかを悩んでいる人に自分を見つめ直して、自分の人生をデザインすることを提唱しています。
その中で、まずは自分の現在の位置、状況をしっかりと把握することが大切だとしています。
まあ自分の棚卸しですね。なかなかこれまではできていなかったなあと感じました。
それで自分の人生はいくつからでもやり直せるし、これがベストという唯一無二のものなんかはないと。
どうしても人間は自分にあったベストの人生が必ず1つあるんだと思ってしまうと述べています。確かに自分もそう思っていたなあと。
で、その時々でベストな人生を自分でデザインすることが大切と説いてます。

で、ここからが目から鱗でした。
優れたアイデア、人生のオプション、選択肢が多ければ、多いほどその中からより良いアイデアを選べるのだが、「だいたい人間は、どんな問題であれ最初に思いついた解決策を選び傾向にあるが、絶対にそうしてはいけない」
でした。
私は前の会社人生に終止符をうち、次の人生を探す時に最初に話のあったシンガポールでの新規事業がこれこそが自分の第2の人生だと思ったのです。
その時にいくつかのアイデアを比較することもなく、これだ!と思ってしまったんだなあと感じています。

今、この本を読みながら、これから5年間の自分の人生デザインを出来るだけ多く考えて、一つに固執することなく、やっていきたいと思っています。

いやあ、久しぶりに良い本に出会えました!

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