海外で活躍できる子供を育てるプロジェクトを地方から発信する!
これまで半年間、温めてきたプロジェクトがようやく来月からスタートする。
海外で活躍できる、通用する子供を育てるカルチャービジネス講座である。
これはオンライン講座であるが、主な対象顧客はローカルな地域の子供達に基本限定している。
大阪の枚方市周辺の子供たちである。
これまでのオンライン講座というのは時間、空間の規制がない、どこにいても、いつでも繋がれるインターネットの特徴を生かした講座がほとんどである。
しかし、私たちが考えている教育はやはりオフラインを大切にしたいというところからスタートしている。
コロナ禍でオンラインでの買い物や映画鑑賞、またオンライン飲み会も多くの人が経験している。
しかしオンラインだけでの完結で満足できるものは限られているのではないだろうか?
お買い物でも、日用品であればオンラインで十分かもしれない。しかし、高級品やファッション用品などは知識のある販売員のアドバイスや、実際の着心地、友達の反応などリアルでないと得られない経験や雰囲気があってこそお買い物が楽しくなるのである。ショッピングとは買い物をするだけでなく、その前から始まり、買った後の反応などを全て含めてショッピングなのである。
教育でも同じことが言える。
オンライン教育のほとんどが一方通行の講義を聞くだけであり、これはビデオを見ているのと同じである。特に子供たちは大人よりも集中力が持たない。単に情報を得るだけのオンライン講座などは15分が限界と言われている。
私たちが始めようとしているのは、双方向での授業が基本だ。そして定期的にオフラインで集まり、生徒同士の交流や発表会やイベントを開催することで目標ができ、それに向かってまたオンラインで勉強していくという好循環を作ろうというものだ。
今回のプロジェクトは私の親友が経営するカルチャーセンターを拠点にしながら、オンラインのビジネスカルチャー講座を子供向けに行うものだ。よって、基本はカルチャーハウスのある枚方市香里園、もしくは枚方市駅周辺の場所に来ることができる子供達をターゲットにしている。
あくまでも、オンラインではあるが、オフラインがベースになっている。いわゆるハイブリッド型の教育なのだ。
この利点は先生はどこにいても大丈夫ということだ。もちろんイベント開催時には現地に来てもらう必要があるが、海外にいる先生の場合は生徒たちは現地に集合して、先生とは大型画面でやりとりをすることになるかもしれないが、やはりリアルで集まることが大切だと感じている。
また、カリキュラムとしては入試のための英語、プログラミングだけでなく、お金の話や海外で必要な日本文化の話、また学校では教えてくれないリーダーシップの話、コーチングの話などを私たちは提供する予定だ。
今回は特別イベントとして、私の海外経験、人脈の中から海外で活躍する日本人ビジネスマンから直接、海外で働くことの意味や難しさ、日本人として何が海外では必要なのかなどを子供達に話してもらい、子供達からの質問にどんどん答えてもらおうという講座を来月から開催する。これはほぼ無料で開催する。
本格的な講座は6月からスタートする予定だが、すでに3月から子供向け英語、プログラミングなどはスタートする。まだまだ、試行錯誤の段階だが、これまでにこういうハイブリッド型オンライン教育で子供向けのビジネスカルチャー講座というのはないと思う。
確かに一部の富裕層のファミリーにとっては、我々の取り組みは不十分と感じるだろう。彼らはすでに子供達をインターナショナルスクールやボーディングスクールに通わせているからだ。
しかし、私たちの対象とする家族は、そういう一部のエリート層ではない。東京などでは経済産業省の支援で最先端の授業を行っている都心の学校も出てきている。しかし、そんな教育は一般的な郊外に住む、普通の家庭の人たちには夢のまた夢なのである。
私たちはそういう一般的な家庭の子供達に、安価で質の高い海外でも通用できるレベルの教育を提供していきたいのである。
だから、私たちの講座にそんな有名な人は出てこない。それでも授業の質は担保できる自信がある。
地方だからと言っても、講師は世界中から呼ぶことができる。子供達からのフィードバックはオンラインだけでなく、オフラインでも受けることとができるから、修正はすぐだ。
こういうローカルなカルチャースクールでも世界中から講師を集めて、リアルにも交流できることで、子供達はいかに世界が小さくフラットになってきたことを実感できるのではないだろうか。
昔、グローカルという言葉(グローバル+ローカル)が流行ったが、教育の世界でもこのグローカルが出てくるのではないだろうか。
枚方市周辺にお住まいの子供たちにぜひ受けて欲しい講座となっている!