私は典型的な貧乏父さんだった!ショック!!

コロナで日本人の昔ながらの常識が壊れていくのはある意味良いことだ!

今年1月にたまたま、シンガポールの書店でブラブラしてる時に見つけたのが、ロバートキヨサキのSecond Chanceと言う本であった。タイトルに惹かれてパラパラと読むと、Rich Dad Poor Dad(金持ち父さん、貧乏父さん)の作者であった。私はそれまでベストセラーになっているこの「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んだこともなく、ロバートキヨサキという人物は不動産投資で儲けた人で、あまり興味もなかった。
ちょうど1月は次の仕事をどうするかを悩んでいた時期だったので、タイトルのセカンドチャンスだけで購入した。

ただ、それからコロナや、家庭の雑事などがあり、買った後、あまりこの本を手に取らないできた。で、最近この本を読み出すとなるほどと思うことが多く、セカンドチャンスも結局は金持ち父さん、貧乏父さんの話に繋がるみたいなので、それをネットで調べて理解して、愕然とした。
自分は典型的な貧乏父さんだったのだ。まあ、多くの日本人はそうなのだと思うが、確かに眼から鱗であった。

そこで、皆さんにはまず、私がみたYOUTUBEを見ていただきたい。本を読む必要はない。この11分の動画で中身は理解できる。11分なら損しないと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=uWHH8PpnJtU

全ての人にこの考え方が当てはまるとは思えないが、私のような次の人生を模索している人や、若い人でこれからの人生でどうやって財産形成するのか、投資をどうするのかで悩んでいる人にはおすすめである。

簡単にいうと、我々はこれまで、一生懸命勉強して、良い学校に入り、良い会社に勤めて、ある程度出世すれば大成功であり、給与もそれなりに貰え、年金で老後は安心して暮らせるというのが典型的な考えであった。だからサラリーマン人生が良いとされてきた。サラリーマンは投資はほとんどしないし、株、債券は少しはするが、それ以外には手を出さなかった。リスクがありすぎるということだ。
しかし、一方で事業を自らやる人は若い頃からリスクをとって、事業を始めたり、投資をしたりして収入を稼ぐことを覚える。そしてだんだんと大きな事業に育てていく。しかしこのリスクは最初はそんなに大きなものではない。勉強して他の人が気づいていないところに目をつけたり、マーケット変化を逃さずに機敏に行動することが肝心だ。

そう言われてもなあと私も最初はそう感じた。
しかし、やはり、自分にはお金をどう稼ぐのかという意識が欠けていたのだ。詳しくは動画を見ていただければ良いので、ここでは省略するが、貯金というのが一番安全と考えていた私はバカだとやっと納得した。


実はシンガポールにいた時に、アセットマネジメント会社のロシア人女性と仲良くなり、色々と相談に乗ってもらった。
彼女は一番先に、もう円で資産を持つのはあまりにもリスクが高い。確かに米ドルも怖いが、円は国際的に見れば今後は必ず価値が下がるというのだ。一ドル=130円以上になると。だから、米ドルかユーロ、シンガポールドルで資産を考えるべきだと。
最初はふーんと思っていたが、最近のコロナの時代を考えると確かに日本円は厳しいなと感じる。

株式相場も今後はどうなるかわからないし、コロナショックで全ての金融商品はダメージを受けた。そういう時に強いのは金などだ。
自分のこれまでの人生を振り返ると、お金を投資して儲けるというのは悪だというイメージがあった。これは貧乏父さんが考える思考らしい。そして、お金のことを考えるよりも、どう仕事をうまくこなしていくか、人生を楽しむかが大事で、お金のことばかり考えることは、結局お金に振り回されるだけだと思っていた。
しかし、その結果、サラリーマン生活を終えて、次の人生に向かう時に、お金ってなんだっけと自分に問うとなんだかよくわからなくなった。

一応、私はMBAホルダーだし、シカゴまで勉強に行ってるが、正直個人での投資はよくわからない。そういうことは大学でもMBAでも教えてくれなかった。


実際にロバートキヨサキ氏の考え方はいかにお金を回せば良いのかを教えてくれるが、人生をどう生きるかについては何も教えてくれない。お金だけが人生ではないと言えばそうだが、やはりこれからの不確実な時代に生きていく私たちには、この投資に対する考え方、知識は身につけておいた方が良いと感じた。

この動画でも述べているが、ロバートキヨサキ氏の考え方を使って、アパート経営、不動産投資、ネットワーク商法などを進めてくる悪徳業者が多いらしい。それには絶対引っかからないでいただきたい。


大事なのは自分がこの考え方と同時にしっかりと投資や金融の勉強をするこだ。どこの世界にも簡単に儲かる話はない。物凄い儲け話はうちうちの人たちだけで完結する。シリコンバレーの投資家たちはそのネットワークで生きている。将来儲かりそうな優良会社への出資はそういう人たちの中だけで動いているのも事実だ。

だから、やはり良いネットワークが一番大事だ。
最終的には人と人の繋がりが人生における最大の財産だろう。

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