難しいことをわかりやすく伝える技術

昨日の続き。
今思い返すと、なんだか先生みたいなこと沢山してきました。
慶應MBAで先生から頼まれて、マーケティングの授業を3年ぐらい連続して受け持ちました。京都大学MBAでも講義したことありました。なんだか結構やってますね。
あと、慶應MBAで単発ですが外国人向けの授業もやったことあるんですよ。
あと、海外のMBAの生徒が日本の百貨店に興味があるとのとこで、会社に来てもらい、何回か簡単な授業&セッションもさせていただきました。

まあ、大した英語力もないのに、外人にもよく話してきたなあと、今振り返ると懐かしい。
でもその時は、なんとか、最初の掴みで笑わしてやろうとばかり考えていました。さすが関西人、笑わせてナンボっていつも思います。
その笑いの原点はシンプルさです!
特に難しい話をするときに、難しい専門用語(コンサルタントは何故、いつも3文字英語が好きなんでしょう?自分を頭良く見せるためですかね??)を使いまくる人いますよね。私は絶対やらない。それよりもわかりやすい例をだして話します、だって原理原則はそんなに難しくないんですよ。
私の話すことはマーケティング、戦略、小売業などが多いんですが、確かに専門用語もありますけど、だいたい、例を使うとわかってもらえます。

それで思うのは、今のZOOMとかでの講義では場の雰囲気が分からないから、難しいだろうなと。
やはり、講義の楽しさというのは聴衆との駆け引きです。
寝てる人が一人でもいたら嫌なもんです。そうしたら話題を緩いのにして起こしたりとかね。
こういうお客様の顔を見ながら話するのが基本だと思います。だからアドリブが重要なんです。
私は台本通り話するのは苦手です。
キーメッセージはありますが、あとは本番で、出たとこ勝負です。

ただ、今朝のTVで尾木ママがオンライン授業の方が一人一人の表情がもっとわかり、濃密な授業ができると話されていました。うーん、確かにZOOMでホストでやるとそれもあるのかなとちょっと思いました。
一度ZOOMでも試してみたいです。

結局、私が思う楽しい講義は、いろんな引き出し、例え話を持っていることです。
昨日も話しましたが、コトラー先生の話も本当に例え話がうまいんです。
アメリカのシカゴのケロッグでの授業で人気の先生はみんな、たとえ話が面白かった。


だから、相手と話した時に、分からないことがあると、私は例えばどういうことといつも聞くんです。
その例え話がうまいかどうかでその人が本当に理解しているかがわかるのではないかと思っています。

やっぱり、みんなに話すことが好きなのかも、いや、好きなんだろうな。。。
でもすぐに笑いをとることの方が気になってしまうので、大学の先生にはなれませんね(笑)
これから、何を話しましょうね

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