これからは自分をどうブランディングするかだ!

NEWシリーズ#4 コトラーのマーケティング4.0を斬る

今日はコトラーのマーケティング4.0の第8章「ブランドの誘引力を高める人間中心のマーケティング」について考える。
この章でのポイントは「デジタル化が進む世界で、マーケティング4.0に移行すると人間を中心にすることの重要性はさらに高まる」ということだ。

本書ではブランドの魅力をさらに高めることであり、それはより人間的なものであると。それを本書では6つの特性で表現している。
身体的能力、知性、社交性、感情性、パーソナビリティ、道徳性の6つだ。どれも人間的な特徴であり、単に記憶力、計算能力、探索力、情報収集力など機械が得意なものではないものばかりだ。
本書では企業そのものがこういう人間的特徴を持たないといけないと、デジタル時代には顧客からの支持を得ることはできないと述べている。
つまり、裏方のシステムや仕組みはどんどんデジタル化するけれども、顧客へのサービス、訴求はより人間的な匂いのするものでなければいけないのだ。
これはやはりブランディング、つまり特徴、個性をどう企業に持たせるかである。

それは今はやりのSDGSとか、環境保護とかといったものではない。
いわば、俳優がもつ個性のようなものだ。誰しも好きな俳優がいるだろう。その理由はカッコがいいからとか、情熱的とか、人懐っこいしぐさとか色々あるだろう。
企業も同じだ。例えば、銀行、保険会社、百貨店などはどこも同じような品揃え、サービスであり、特徴がわかりにくい。しかし、アップル、テスラは違う。企業そのものに強烈な個性がある。その個性が今、全ての企業に求められているのではないだろうか。


今、中国語、英会話のレッスンを受けているが、本当に語学レッスンはいろんな会社が乱立している。よくつぶれないなあと思う。教育方法は昔のリアルの英会話学校からオンライン英会話がコスト面から、今は主流になってきるが、これはデジタル化をベースにした変化だと感じる。オンラインスクールは価格競争に終始しているように思える。
これからは、もっと個性が前面にでた語学スクールが求められるように感じる。
デジタルでの競争の次に来るのは個性だ、間違いない。

あと本書では、「多くのことがデジタル化でできるようになると、顧客はますます不安になる。そして、無意識のうちに自分のアイデンティティを探し求め、デジタルの世界で人間であるとどういうことかと自問するようになる」と説明している。
私の解釈では、デジタル社会になり、多くのことが人間ではなく、機械が取って代わるようになると、どんどん一体自分は何をすればいいのかとみんな不安になる。会計業務に人はいらなくなる。翻訳だって機械で十分という時代になるかも知れない。このように全ての業種、業態でいろんな仕事が人は必要なくなるかも知れない。
そういう時代になった時、人はどう生きればいいのか。

これも答えは同じだ。一人一人が個性を明確にするということだ。
これは頭がいいとか、記憶力がいいとか、分析が鋭いというような、デジタル的なものではなく、人間的な特徴を自分が持つかではないだろうか。
サラリーマンという職業はもっとも個性、特徴のない仕事だ。特に管理職になると何ができるのかも分からない。
弁護士でもどんな弁護士なのかが大切だ。
俳優で例えると、誰もが主役をすることはできない。脇役も必要だし、ヤクザ役しかできない俳優もいる。でもそういう個性がないと使ってもらえないのだ。
サラリーマンの世界でも、有名大学出て、そこそこ仕事もできるが、これといって特徴がない人はこれからのアフターコロナの時代には必要とされないだろう。でもみんな個性はあるのだ、気づいていない、伸ばしていないだけだ。

私も自分自身のブランディングを再度見直す時期にきていると感じている。
みなさんもぜひ、コロナ禍の時期に自分のブランディングを考えてみるのはどうだろうか。

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