1兆ドルコーチの肝は信頼と無欲

結局お金目当ての仕事、友達関係は長くは続かない

ビルのコーチとしての凄いところは、シリコンバレーでエンジニアでもなく、高学歴でもない彼が、フットボール上がりのコーチとして、いくつもの会社のCEOとして見事に成功した経験と自信がベースにあるからなのだろう。
そして、それをベースに基本、無給でコーチングを引き受けているからこそ、コーチを受ける側も信頼するんだと感じる。お金ではないのだ。


今、流行りのコーチングを見ると、結局コーチングのノウハウを身につけて、コーチとして独立している人が多いように感じる。事実、こういうコーチングビジネスがたくさん出ている。
この人たちはビルのように自分の経験を語ることで、相手を納得させることは難しいだろう。
また、やはりお金がベースであり、基本、お金を払ってくれたら誰でもコーチをするだろう。
ビルは違う。コーチをして良い人かどうかを見極めた上で、コーチを引き受ける。お金がベースではないのだ。

ビルのコーチングは信頼が全ての基本だ。彼は会社の全員をコーチングする上で、一人一人がチームとして機能しているか、チームのために貢献しているかに重きをおいている。

自分の会社人生を振り返って、特に役員時代、役員全員でワンチームで一つになっていたのかと思い返すと残念ながらそうではなかった。これは大きい会社なら、どこの会社でもそうなのかもしれない。結局、組織はチームとして機能しなければうまくは行かない。みんなそれは分かっているけれども、なぜそうならないのか。結局みんな、お金で動いていたのかもしれない。

昨日、TBSの半沢直樹を見ていて感じたのは、そこまでしてみんな会社の中で偉くなりたいのかなということだ。
最近、若い世代の人と話していると、そういう雰囲気は全く感じない。だから、彼らに半沢直樹はどいう映るのかを聞いてみたい。
昔のようなヒエラルキーの塊である大会社ではなく、フラットな組織であるベンチャー企業が人気が出ているのもこういうところではないかと感じる。

まずは、人のために、お客さまのためになることをする。お金になるかどうかはあとで考える。そう言われて会社で育ったつもりが、結局、取締役会では社外取締役、マーケットでは投資家からいくら儲かるのか、効率は良いのかばかり聞かれるのが実情だ。
まず、そこが変わってこないと会社は変わらないだろう。

あとは、一人一人がイキイキと楽しく、誇りを持って仕事をしているかだろう。
そういう組織で残された人生を過ごしてみたい。

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