まだまだ親は子供に最大公約数の教育をしている

良い大学出て、良い会社に入っても将来は約束されないけど、やはり東大、京大に行かせたいのが親の本音か

今の日本では昔の常識は通用しないのは大体親世代は理解している。日本の経済そのものが右肩上がりでいくとは思えないし、昔の日本の電気メーカーの強さは今はもうない。どんなに有名な企業に就職したところで、将来が安定する保証はどこにもない。都市銀行や鉄鋼会社がその例だ。

この認識は今の30代から40代のお父さんお母さんはしみじみと感じているだろう。
だからこそ、自分の子供には良い会社に入るための教育ではなく、自分の子供の未来の可能性を最大限に広げられる教育を望んでいるように思える。

ショックだったのが、40代の小学生を持つお父さんの話だった。私が小学生だった頃からすでに50年近くが経っている。だから相当小学校の雰囲気は変わったのだろうと思っていた。だが、彼曰く、私の時代、彼の時代と学校の雰囲気は全く変わっていないと。結局、4年生になるとみんな中学受験を意識して、塾に通わせるようになる。それも関東ではSAPIXと四谷大塚だ。まず、ここに入れるかどうかがスタートなのだと。

いわゆる過酷な受験戦争のスタートだ。東京では小学校受験ですでに幼稚園から塾がスタートしている。私の時代には小学校受験はほとんどなく、中学校受験もほんの一握りであった。
今は、中学校受験は東京では当たり前になっている。

しかし、ここでも教育の二極化が進んでいるようだ。ある一定の所得層以上は、必ずこの中学受験をさせている。そして高所得層は小学校からインターナショナルスクールに通わせたりしはじめている。お金があればあれば良い教育を受けれるというのは現実だろう。そして低所得層は公立中学に行かせるしか選択肢がない。そして同じことが高校でも起こる。

今回、この富裕層はさておき、中流層以上では、最初に話をした教育のゴールは東大、京大ではないと理解しつつも、親としては子供に最大限の選択肢を与えるためにはできるだけ上位の大学に行かせたいと思っているようだ。

これは事実であり、どうしようもない現実だと思う。
しかし、一方で東大、京大に入るだけでなく、その子供たちには色々な知識を身に付けて欲しいと考えている親たちが多いのも事実だと言える。

私の友人が運営するカルチャーセンターでは小学生の習字、ソロバンが大人気だそうだ。これらが上手くできても東大には入れない。でも人間としての教養を身につけさせたいという親の気持ちの表れだ。

またプログラミング教室やスポーツ教室も盛んだ。

しかし、最大公約数的に教育してもなかなか成果は出ないのも事実だ。
戦略を考える時にもっとも大切なことは、「何をしないかを決めること」だ。

選択と集中という言葉を戦略論ではよく聞かれる。
自分の置かれている環境の中で、自分の強み、弱みを理解した上で、どこに絞って戦うのかを決めることが戦略の基本だ。

例えばスポーツでいえば、自分の身体能力に合わせてもっとも適したスポーツに打ち込むことが上達の近道だ。
実際、私が昨年手掛けたバイリンガル幼稚園では毎年フィジカルテストを行う。そこでは、東大の先生監修の元、一人一人のデータに基づいて最適なスポーツを一人一人に提案することができる。
このテストはものすごく評判がよく、これを目当てに入園した家族もあると聞く。

このように親としては、子供の将来にできるだけ未来の可能性を幅広く与えながらも、これをやれば人よりも優れた才能を開花させることができる分野を探しているように思える。

昨日、テレビを見ていると何でも当てる占いの先生が芸能人を占って、バンバン当てていた。
私に小学生の子供がいたら、その占い師に自分の子は将来に何に向いているのかを聞いてみたいとふと思った。おそらく、ほとんどの親は自分の子供が何に向いているのかがわからないのだ。
しかし、占いに頼って子供の将来を決めるのはどうかとは思うが。

そうすると、いろんなことをさせて、興味を持つこと、成果の出たことに集中させようとするのが親の気持ちだ。

私は会社にいるとき、社内教育でいつも言っていたことがある。
これからのグローバル社会ではまず語学、特に英語が話せなければいけない。そして少なくとも自分の国の文化や特徴を英語で説明できなければ海外では日本人として認めてもらえないと。

今は英語は当たり前、もう一つの外国語、中国語が必要だと感じている。

そしてビジネスリーダーとしての知識だ。
戦略、マーケティング、統計、会計、ファイナンス、マネジメント、ネゴシエーションなどである。
いわばMBAで勉強することばかりだ。

でも一番大切なのはMBAで知りあった人との繋がりだ。私のMBAの経験でもこれが一番の財産になっている。

東大、京大を出ることに意味があるというよりも、やはりその時に知り合った人間関係が最高の宝物なのだと思う。

私見だが、日本という狭いフィールドだけで将来活動するのであれば、やはり東大、京大が目指すべきゴールのように思える。

しかし、将来、グローバルに活躍したいなら、東大、京大ではなく、私は間違いなくシンガポール国立大学に進むべきだと思う。

これからはアジアの時代だ。アジアで人脈を作るなら、シンガポール国立大学しかないと思う。

フィールド、自分の目線というか視野をどうおくかだ。これは小学生には無理だ。

だからこそ、お父さん、お母さんの視野がどうなのかが問題なのだ。

自分の子供の将来を日本ではなく、地球レベルで考える人間に親がならないと、子供はチャンスをなくすかもしれない。

結論は子供の将来はお父さん、お母さんの視野の広さ、目線の高さで決まるということだ!

頑張って、お父さん、お母さん!!

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