コロナ後は商売の方法が変わるかもしれない

より社会的な問題を解決するためのビジネスが生まれてくる

先日の日経ビジネスでコトラーが語った話でとても感銘を受けたのが、ディマーケティングという考えだ。

詳しくは下記の記事を読んで欲しい。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK053M50V00C21A1000000


例えばロシア政府がウオッカでなくなる人を減らすためにどうするかを4Pのディマーケティング戦略で考えるというのだ。
まず、製品であるウオッカの生産量を政府が規制して、消費者は1週間で買えるウオッカの量を制限する。そして、課税して製品の価格を思いっきり高くする。そして買える場所を少なくすることで不便にする。また政府はいかにウオッカが体に悪いかのキャンペーンを大々的にする。

これによって、ウオッカを飲む人は確実に減る。しかしウオッカを扱っていた生産者、流通業者、販売者は大きなダメージを受ける。
でもこれでウオッカによる死亡者を減らすという社会問題の解決になるということだ。

この場合、売上の減る生産者などが事業の変更を余儀なくされるが、この支援を国やNPOが支援する必要がある。しかし、これからの社会を考えるとこういう社会問題の解決なしには経済は回っていかないように思う。
そしてウオッカに替わる新たなアルコールかドリンクなどを開発することが求められる。日本でのハイボールブームのような動きだ。

この考えを今の政府が進めているコロナの非常事態宣言に当てはめるといいのではないかと思う。

政府はディマーケティングでいかに人々に他の人との接触を避けて、感染を食い止めるようにできるかを考えるべきだ。

コトラーの例で言えば、まず政府は法的な力で感染の原因となっている飲食の機会を減らすべきである。この法的な強制力なしにはウオッカもコロナも減らすことはできない。

中国や台湾、シンガポールなどはこの強制力がとんでもなく強いのだ。

こう考えると、やはりこれからの社会問題の解決には政府の力が欠かせないように感じる。

これまでの常識であった自由な経済、行動というのはある程度制限されても仕方ないと考えるべきかもしれない。

そもそも法律というのはそういうものだ。

しかし、今の日本はその法律と自由とにおいて、その境目がわからなくなっているように感じる。
確かに、今のコロナ禍で行動を規制されるのは苦痛であり、ストレスがたまる。
私も人に会うたびに緊張するし、行動が相当制限されており、ストレスは半端ない。

しかし、今の社会課題であるコロナ感染爆発を止めるためには、ある程度の犠牲はしょうがないのである。

では問題は何かというと、こういう法律の変更によって、ダメージを受ける企業、人々をどう守るのかということである。

今は、株式市場も最高値を更新しており、一部の富裕層はさらに資産を増やしている。また企業でもコロナによる環境変化で大儲けしている企業もある。

私はそういう資産家、企業から税金として利益を徴収して、弱者に再分配すべきではないかと考える。

今、世界では一部の富めるものと大多数の貧するものが形成されているのである。

私は共産主義者でも社会主義者でもないが、どうも今の経済状況はいびつすぎると感じる。

このままだと社会主義国家の方がいいのではないかと感じてしまう。

資本主義の考えをベースにしながら、社会問題を解決するためには、全ての国民が新しい社会に適応できるように、枠組みを変えなければいけないのではないだろうか。

私はシンガポール政府のように、自ら儲けて、その利益を恵まれない人々に配分するような仕組みが日本にも必要なのかもしれないと感じる。つまり国営企業の復活だ。財政難を救うためのチョー儲かる国営企業を作ることも大切ではないかと。

シンガポールはまた次のコロナ危機が2、3回きても、国民の給与を補償するだけの財源があるらしい。さすが、株式会社シンガポール国である。

コトラーにコロナをなくすためのディマーケティングの授業をぜひやってもらいたい!

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