投資と投機の違いを理解しているのか!

FIREに憧れる若者は本当に大丈夫か?

最近、FIRE(Financial Independence,Retire Early )と言う言葉が流行っている。投資などで経済的自由を得て、早期退職を目指す生き方だ。欧米の若年層から広まって、今では日本でもFIREブームと言われているようだ。

確かに、コロナで将来の不安が高まり、将来の年金もどうなるかわからない時に、株式や不動産は活況を呈している。この現状を見ると確かに投資に目が行くのもしょうがないのかなと感じる。

しかし、今の若者を焚き付けているのは投資ではなく、投機のように感じる。

その代表例がビットコインだ。
私もビットコインを昨年6月に5万円だけ買った。怖かったからだ。しかし、年末にはその4倍近くにまで上昇した。しかし、私はその時点で売却した。暴落が怖かったからだ。

投資と投機の大きな違いはやはり、安心感だろう。確かに、株式でも暴落するときはあるし、もっとも安全と言われた債券で私はコロナショックで大きな被害を受けた。

だから、投資と投機なんて一緒だと考える若者もいるかもしれない。

しかし、今はマーケットが右肩上がりであるから、多くの人は損していない。
言えば、儲かりやすい時期なのだ。でも、必ずこの反動はやってくる。その時に対応できるかどうかはしっかりと投資の勉強をしておかないと間違いなく、大損をする。

私のようにMBAで会計、財務、企業価値、M&Aを勉強してきても、投資の世界ではど素人だと感じる。長期の投資はできても、短中期での投資にはそれなりの知識と経験、スキルが必要だ。

また、これまでの自分の業界だけをカバーするのではなく、経済全体を見て、4000社超の上場企業を俯瞰しながら投資対象を考えるの全く違う世界だ。

私もこれを機会に投資の勉強を始めているが、この知識をキッズとその両親に向けた教育を始めたいと考えている。子供のためのマネー講座だ。しかし、それも実践的なものでないとだめだ。
巷にあるのは、FPなどが言葉の説明をしているだけで、子供達には伝わらない。

より実践的な講座、そして親子で楽しめる講座が求められている。
それを7月からやりたいと思う。

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