リアル店舗の生き残りのヒントがここにある!

Amazonに学ぶリアルとネットの融合

最近、Amazonがロンドンにオープンしたヘヤーサロンの記事を読んで、さすがアマゾンと感心した。

https://www.businessinsider.jp/post-233503

ヘヤーサロンというのは、リアルでないと成立しない業態だ。そこにアマゾンは目をつけてその中にITとオンラインショッピングを融合させている。

元々、理容室、美容室はこれまで売上アップのために、シャンプーなどの物品の販売やマッサージなどのサービスを付加して、顧客単価のアップを図ってきた。
しかし、シャンプーなどは高価であり売上にはつながりにくかった。マッサージなども常連の上顧客でないと利用してもらえないのが一般的であった。

しかし、今回の取り組みはこの美容室での空間をネットショッピングの場に変えているのだ。

つまり、体験の場として美容室を顧客に利用してもらい、気に入ればその場でネットで購入する。このネットで購入することで価格が高いと言う不安をなくすことができる。また、色々な商品を体験できるというのは化粧品売り場でのお試しと同じ考えだ。まるでセフォラでのお試し体験と全く同じなのだ。

リアルの良さは今、ワクチン接種が進んでいるロンドンなどで顕著だ。やはり、人々はリアル店舗でのお買い物を待ち望んでいる。リアルのお買い物がネット販売に今後も負けることはない。これは断定できる!

しかし、すでにオンラインショッピングの手軽さも経験している。ではそれをどう融合するのか?

このアマゾンのサロンの取り組みが答えになるのかもしれない。

接客の場面ではアマゾンの取り組みにあるような、カラーリングをバーチャルで体験できるような仕組みが有効だ。リアルでないと体験できない、フィット感や修理箇所などの確認と同時に手軽に買えるオンラインとの融合をどう提供するかであろう。

この手法はネイルサロンやマッサージ店、メガネ販売店などにすぐに効果が出るだろう!

こう考えると、やはりリアル店舗の企業はオンライン専門の企業とうまく協業していくことが大切ではないだろうか。

リアルが主体の小売、サービス業が自らオンライン部門の強化を図るにはすでに時遅しという感じがする。

今回のようなアマゾンとの協業をするリアル企業がどんどん出てくると期待したい!

“リアル店舗の生き残りのヒントがここにある!” への2件の返信

  1. 同感です。1万円以上の買い物なら手に取って見比べて色々悩むのも買い物の楽しみですよね。納得して買ったものの後から使わなくなっても諦めがつきますし。
    この投稿、明後日の登壇者3人にもシェアさせていただきました。明後日、宜しくお願いします。

    1. 菊地さん
      コメントありがとうございます!
      日曜日よろしくお願いします。

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