ドンキ・ホーテは何故オンラインビジネスをしないのか?

ドイツのグローサリーストアから見るリアル店舗の魅力とは

今回のRobin Reportではドイツのグローサリーチェーンの快進撃を伝えている。
記事では双子のようなアルディとリドルという二つのグローサリーディスカウントチェーンが欧州だけでなく、米国でも店舗を拡大していて、強みである食品だけでなく、非食品分野にも力を入れ始めているので、アパレルや雑貨を扱うスーパー業態や専門店に注視するように警鐘を鳴らしている。

この記事で面白いのは、この2つのディスカウントストアの営業形態がドンキホーテと似ているところだ。毎週商品は入れ替わるので、いつきてもおもちゃ箱のような驚きと楽しさがある。そして今では食品だけでなく、ブランド物のアパレルや雑貨も食品と関連した形で展開されている。

この2つのグローサリーストアは現在、オンラインショッピングを実施していない。しかし、アルディでは数年後に数量を限定した形で雑貨、アパレルを中心にオンラインショッピングを行う計画とのことだ。

この記事を読んでいて、リアル店舗の魅力というのを改めて考えさせられた。

この記事を読みながら、ふと思ったのは、ドンキホーテはオンラインショッピングやってるのかなあと。調べてみるとやっていない。

確かにドンキホーテの楽しさはオンラインでは伝わらないような気がする。シンガポールにいた時も明治屋さんよりもドンドンドンキーの方が楽しかったし、安くて品質もよかったような気がした。ほぼ賞味期限切れのお菓子がとても安く売られていてよく買ったものだ。これは日本では違法だろう・・・

このように考えてみると、リアル店舗の魅力とはオンラインショッピングでは味わえないものなんだと感じる。そこを追求すればリアル店舗の生き残る道はあるように思う。

百貨店の催事はオンラインショッピングしたら、魅力は半減してつまらないものになるだろう。私が店長をしていた大丸東京店の名物催事のワインフェスティバルでは無料試飲が大きな魅力だった。このような催事を中心に展開することがリアル店舗の生き残る道のように思われる。

食品催事をオンラインでやったりしている百貨店もあるが、これはドンキホーテをオンラインでやるようなものであり、うまくいかない気がする。

なんでもかんでもDXしないと生き残れないというコンサルに惑わされることなく、リアルの生き残る道を模索してほしい。

おそらオンライン部門を切り離したサックスなどはその方向になるのだろう。オンラインでは品揃えできない意外性と煩雑さをどうアピールするかではないだろうか。

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