基本が大事!

なんでも一度基本に戻る時期があるのかも

最近、中国語の学習が進まず悩んでいる。と同時にお茶のお稽古でもなかなかうまくいかないことが続いている。
いわゆるスランプというものだろう。

でも一つ言えるのは基本に忠実にやれば必ず結果はついてくるということ。
9月に人工股関節の手術をして、今もリハビリは続けているがm、最近怠け癖というか、毎日のルーティンを忘れることがある。するとやはり筋肉の強張りが元に戻っている。指の怪我をしたのでプールに入れず、それを口実にしていた自分もあるのだが、やはり身体は正直だ。

同じように中国語もそうだ。最近スカイプの先生を昔習っていたちょっと厳しい先生に替えてみた。すると私の発音を片っぱしからダメ出しされた。中国語特有のheの発音など徹底的に発音を直されている。でもこれは今までにない衝撃で、あ、やっぱり発音は大事だなと思い知らされた。

お茶のお稽古でも帛紗さばきという基本の動作があるのだが、これを先生からいつも心地よい音が出ないことを指摘されていた。前回のお稽古で私の帛紗を持つ手の指のフォームが悪いことを指摘された。するとどうだろう、綺麗で心地よい音が出るのだ。まあ百発百中ではないが随分と良くなった気がした。

毎日続けることは大事だが、それでも惰性ではなくキチンと目的と正しい動作で行うことの大切さを最近感じている。

だが、私も人間。たまには息抜きも必要。身体に悪そうなビッグマックやポテトを月に1回ぐらい食べたくなるし、コッテリラーメンも食べたくなる。

あんまり、きっちりしてると息が詰まるし、この緩急の付け所がまだ自分には掴めていない。

マッサージでよく言われるのは私は揉もうとされる部位にキュッと力を入れてしまうらしい。体の緊張をいかに自分でほぐすことができるかは大きな課題だ。

基本は全てに通じる。
だからこそ、今の経営では基本となる戦略、マーケティング、財務などを見直すべきではないだろうか。

巷のタイトルばかりが魅力的な本を読んでもあんまり中身がないように感じる。

教養としての茶道という本がよく売れているそうだ。
でも中身を読んでみると、それよりももっと大事なことがお茶の本にたくさん書いてある。
私がおすすめする本は以下だ。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) 文庫 – 2008/10/28

確かにビジネスに茶道の精神を生かすというのは理解できる。しかし、私の経験で言えば、戦略、マーケティングなど企業の意思決定では茶道はあまり関係ない。
でも茶道が考えるお客さまをいかにもてなすかは小売りの業界にいる人には大いに参考になるのではないか。
私はもっと早く茶道を始めるべきだったと後悔している。

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