自粛生活も1ヶ月を過ぎて、流石にみなさん、疲れてきましたね。
最近はテレビでもお家でキャンプとか、バーチャル遊園地など様々なアイデアでお家で遊んでいる様子が見られます。
人間って、遊ぶ力がないと生きていけないんだなと感じます。
では遊ぶ力って何でしょう。
個人的には遊ぶとは何にでも、そのことを愉しむことができるかどうかの力なんではないかと。
仕事でも遊ぶことはできるんではないかと思います。理詰めで物事を決めるだけではなく、ちょっと違う視点を入れて一旦、バラバラにしてからもう一度考えるとかです。例えば、経営判断をする時に、役員クラスのおじさんたちだけで決める前に、若手から意見を自由に聞くという時間を持つということです。これっていらないと言えばそうですよね、またこれは企業秘密の最高レベルだから、情報漏洩の恐れがあるなんてとにかく保守的な会社はそうなります。で、結局何も遊べずにまあ、今まで通りに物事は決まって行くんです。で、うまく行かない。
アイリスオーヤマがこの時期でも好業績をあげています。その理由は実質創業者の大山会長が毎週月曜日に新製品検討会に出席して、その場で判断をして決める。そのスピード感と会長のマーケットを見る力があるからでしょう。だから他社に先駆けてすぐに消費者の求める商品を作れるのです。一度この場面をテレビで見たことがありますが、緊張感の中にも会長に遊び心があるなと思いました。やはり、創業者ならではのカリスマがそうさせているのでしょう。オーナー経営の良いところなんだなと。
あなたは今、人生を遊んでいますか?
人生は川に例えられます。上流から流れ出て、最後に海に出て終わりです。その間、狭くて険しい急流もあったり、平坦で流れのほとんどない箇所もあります。その川下りをしていく中で、自分はその場面、場面をどう遊ぶのか。
遊ぶ力、つまり遊び心のがないと人生はつまらないものになるのではないでしょうか?
川下りで途中の場面に合わせて、遊ぶことなしに黙々と下に流れることに集中する人って、面白いですかね。つまらない人生ですよね。
折角の川下り、私はいろんなところで場面に合わせて、遊びたいです。
そのためには常に、遊び心をもつ余裕というか、姿勢が必要ではないかと。
企業で言えば、川下りの船頭さんが社長かも知れません。もっとも早く、川下にいくだけではなく、ちょっと寄り道しながら、みんなを愉しませて、そして場面場面で見せ場を作りながら船を降らせていく。そんな社長さんにあんまり会ったことないなあと。
コロナの後は、企業も個人もこの川下りの方法が変わってくる、いや変えないといけないと思います。
そのためには遊ぶ力を身につけましょう!
私は遊ぶ事が多すぎるので、選択と集中しないといけません(反省)