なぜシンガポール新規事業を始めることになったかについて今日はお話します。
きっかけは私のMBA時代の友人からの誘いでした。彼はフランス人でシンガポールに住んで6年になります。元々はコルシカ島生まれで、幼少期をアフリカで過ごしたワイルドなタフガイです。コンサルタント経験が長く、直近は銀行でのフィンテック関連のコンサルティングをしていました。その彼から新しい事業をシンガポールでやらないかと誘われました。
その事業はIT人材を育てる教育事業です。元々前職でも教育事業には関心があり、幼児園を新規事業で立ち上げていましたので、興味がありました。
今、世界的にIT人材が足りていません。今は大学、専門学校の卒業生がメインですが、全然足りていない状況です。また企業の中のIT部門にいる現役エンジニアの再教育も大きな課題です。プログラミングの世界は日進月歩であり、次々に新しい言語が生まれいます。昔のコボルを使って動いているプログラムは大企業の中にはたくさんありますが、数年後には必ず変更を迫られてきます。
こういう状況で、多くのプログラミングスクールがオンライン、オフラインで出てきています。でもなかなかどれが良いのかもわからない状況です。
まあ、英会話スクールと同じ状況だと思います。プログラミングも言語ですので同じことが言えるのかなあと。
で、我々のやろうとしているプログラミングスクールはちょっとユニークな学習スタイルです。今、流行りのオンラインスクールではなく、オフラインが基本です。でも学習スタイルは全てオンライン化されています。
パリにエコール42という学校があります。最近日本に進出という話が出ています。どうも2021年ごろに東京にできるようです。
詳しくはこちらが参考になるかと
https://www.afpbb.com/articles/-/3240937?page=2
私たちは当初、この42のプログラムを開発したエンジニアと共同でプログラミングスクールをやろうと考えていました。
でもいろんなことがあり、今は42で勉強したエンジニア2名と一緒に42の学習プログラムをさらに進化させたプログラミングスクールをまず、シンガポールで作ろうとしています。
詳しい話はまた次の機会に。
で、もう一つのシンガポールにきた理由は妻が昨年の4月からシンガポールで働いているからです。こちらの現地企業で働いております。でも日本人です。お間違いの無いようにしてください。妻は今や我が家の大黒柱です。こちらでも現地企業のグループCEOとして東南アジア、中東を飛び回っています。
彼女のおかげで今、私はシンガポールで新たな挑戦をさせていただいてます。妻には感謝しか無いです。
ということで、シンガポールに来てもう4ヶ月目に突入です。といっても約6週間ごとに日本には10日ほど戻っています。というのは日本でも少しお仕事をさせていただいてます。なので、正確にいうと移住はしてないんです。このへんの話はまた次回に。
で、今日のシンガポールネタは新しいプログラミングスクールでも取り入れようかと検討している、Emeregeneticsのご紹介です。自分の性格を診断するツールを使って、自分のことを知り、それをどう他の人とのコミュニケーションに活かすかのセミナーです。なかなか面白かったです。
日本でもやってる専門の企業があるようですね。これも英語で受けるとまた全然違います!
https://emergenetics.jp/about/