これからは田舎の時代かも?

今、私は真鶴というところに住んでいます。真鶴は妻の実家です。と言っても妻は京都生まれの京都育ちです。義母が元々東京出身ということで10年前に京都から真鶴に引っ越してきました。風光明媚で素晴らしい自然環境です。
でも東京駅までは東海道線で1時間45分かかります。しかも片道1680円。往復で3360円って高いでしょ。終電も東京駅発22:50なんです。
昨年から東京の家を引き払い、真鶴に引っ越しました。元々、今年はシンガポールを拠点にするつもりでしたので、日本ではできるだけ経費のかからない場所ということで真鶴に住所を移したんです。
なので、日本に戻った時は東京での打ち合わせや会合では遅くなるときはアパホテル(今話題ですね。軽症のコロナ感染者が滞在するにはあまりにも狭いので精神的に持たないかもです。。)に泊まってました。

で、今回のコロナウイルスで今は東京には怖くて行けず、真鶴に引きこもっています。
でも考えると、これからテレワークが進み、打ち合わせもZOOMなどでできるようになると、意外に真鶴を拠点に仕事もできそうな感じがしてます。
確かにやはり実際に会わないと事が進まないこともありますが、継続的な仕事などはテレワークで十分なように思います。初対面でZOOMとかは経験から難しいです。

真鶴という場所は神奈川県で、唯一の過疎指定地域なんです。確かに別荘を持っている方もおられますが、タクシーの運転手さんに聞くと、半分くらいの家は空家だそうです。最近、家の周りをウオーキングのようなジョギングをしてますが、いやあ、朽ち果てた家がたくさんあります。
真鶴から毎日東京に通うのは、時間的、経済的にもちょっとしんどいです。小田原駅までは結構遅くまで電車あるんですが、それ以降はぱたっと無くなります。小田原駅からタクシー乗ったら五千円かかります。だから、過疎地域になるんでしょうね。
だから今、真鶴はあまり栄えていません。土日に真鶴半島のハイキングに来るひとはいますが、それだけです。
でも自然は素晴らしい。空気は綺麗だし、眺めはいいし、人も少ない。でも真鶴町民に感染者が出たとかいうニュースも聞きました。怖いですね。。。

コロナのあとを考えると、やはり真鶴を拠点に仕事をするような人が増える気がします。
平日はテレワークでどうしても東京で飲み会のある時は安いアパホテルに泊まるか、ワンルームを借りておくかです。
私のライフスタイルも変わりそうな気がしています。
確かに、東京に知り合いの飲み屋さんは沢山あるし、友達もいっぱいいます。逗子でウインドサーフィンもしたいし。
でもなんとなく、この田舎暮らしになれるとこのほうがいいような気もします。

買い物のスタイルも変わって来そうな気がしてます。もう、高級ブランドの時代は終わりを迎えるのではないでしょうか。デパートの時代が終わりを告げているように、もう高級ブランドに身を纏ってチャラチャラする時代ではないかもしれません。これからのラグジュアリーはパタゴニアかもしれません。

外出禁止になってもある程度自由を持てる環境の中で過ごそうとする人は確実に増えます。
そこがこれからのマーケットを作って行くような気がします。


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