顧客の声を聞くというマーケティングの基本を忘れていないか?

最近の2次データの氾濫によって1次データ、つまり顧客の生の声を聞く姿勢が疎かになっている

マーケティングの基本はお客様の立場に立って考えることだ。しかし、最近はなんだかYouTuber やSNSの影響が強くなり、なんだかそういう情報をSNSで見ることで顧客の声を直接聞いたような気分になっていないだろうか?

先日も中国人のマーケットが今後、コロナが収束した後にどう変化するかを話し合う会議に参加した。その中ではみんながなんだかデータというか経験というかそういう自分目線で話をしているのがとても気になった。誰も今の中国の生の声は聞いていないし、聞こうとは言わない。

日本人でもコロナによっていろんな立場で物凄く儲かっている人もいれば、とんでもないくらい苦しんでいる人がいる。テレビなどのメディアはそれを特徴付けるために極端な人を取材して、これがコロナによる影響の実態だと報道している。しかし、これは大きな間違いだ。

全ての日本人がコロナで厳しい経済環境に置かれているわけではない。統計的なデータがないまま、メディアの感情論的に報道しているに過ぎない。
やはり、報道でもデータとしてどれくらいの人が本当に困っているのかをきちんとデータとして集めて報道すべきだ。

大体が100人、多くて300人の人に聞きましたというアンケートが主流だ。しかし、統計的には100人なんて母集団は正しいデータは取れない。

統計学の知識がビジネスマンに必要なのはこの理由だ。

メディアは結局は確からしい結果を本当らしく見せるためにわざとデータをとっているに過ぎない。

これと同じことを小売、サービスの現場やマーケティングの世界でも行っているように感じる。

なんとなく、SNSマーケティングやYouTubeマーケティングなど新しいネーミングのマーケティング手法で目眩ししているように思える。

マーケティングの基本は変わらない。ターゲットは人間であることは何も変わらないからだ。

そのお客様に直接話を聞いて、仮説を立てて、その仮説をテストして本当に正しいかどうかを検証する。流行りの言葉で言えば、リーンスタートアップだ。

しかし、なんとなく泥臭いお客様の話を聞く作業、つまりインタビューやアンケートが疎かになっていないだろうか。

答えは常に顧客の中にある。

自分はマーケターで何でも自分は知っているという人は絶対に信用してはいけない。

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